海底の先

日常や本、映画などで心が動いた瞬間を文章にします。

誰もが消費コンテンツになる世界で

 

ネットを見ていると、なにが閲覧数が伸びやすいのかが素人にも分かってくる。

 

このブログの閲覧数を増やすにはどうしたらいいか?

瞬間的なものは置いておいて、根本的に1番最初にすることとして、「誰がなにをするところなのか」を分かりやすくする必要がある。

「心という自らの海に潜り、外の世界に繋がることを目指す」じゃなくて「憂鬱な25歳女が日常と向き合ってみた」のほうが分かりやすい。

 

パッと見たときの分かりやすさを求めるとダサくなるし、本質と少しズレる。いや、前者も厨二っぽくてダサいけど…  

 

まず「誰」の部分はなぜ必要か。なにを書くにしたって、どんな立場でどんな人が書いたかによって意味合いが違う。

そこが分かりやすくなることで、同じような立場の共感しやすい人に届けやすくし、違うような立場からは外からの覗くような感覚で見てもらえる。(はずだ)

 

「誰」の説明の仕方。自分のある部分を抽出してカテゴリーに当てはめる。自分の「キャラクター化」が始まるのだ。そして作り上げていく。

 

次に「なにをするところなのか」。一つの記事だけではなく他の記事も見てもらったり繰り返し見てもらうにはここが重要だ。

中華まん、カレーライス、かき氷、ラザニア……とジャンルがめちゃくちゃなメニューのレストランがあったらそれぞれが美味しくとも流行らないだろう。それと同じだ。

ブログだと、読書感想文、恋愛話、音楽の話……ブログという媒体だとなにか分かりやすい1つにまずは特化した方がいい印象がある。書き手に相当の力があれば別だけど。

 

なのでつまり「日常と向き合ってみた」じゃぼんやりしててあんまり良くないのだ…… 

 

……

そもそも私は閲覧数をあげたいのか???

「コンテンツ」になりたいのか?

「コンテンツ」を作りたいのか?

 

答えは否である。

 

自分が自分であろうとするがために書いて、自分が読むために書いているのだ。

 

それとは別の感情として、読んでくれる人がいたり、反応してくれる人がいたら純粋に嬉しいんだよ。

 

おわり