海底の先

日常や本、映画などで心が動いた瞬間を文章にします。

「SNSのかたち 心のかたち 人のかたち」

ツイッターは感情が出やすい。脳内からそのまま出るようなスピードをもってつぶやく140字以内。反射的にするRT、リプライ。その積み重ね。

 

悲しいことは悲しいままに、悔しいことは悔しいままに、嬉しいことは嬉しいことのままにつぶやいてタイムラインに流す。日常なんてうまくいくことのほうが難しいんだよ。そのなかでのつぶやきは暗くなりがちだ。私はそうってだけだけど。

 

些細すぎたり、ひねくれすぎてたりして誰かに話すのもめんどくさいことでも、ツイッターでならつぶやける。それは記録として残したいものではない、流れていくものだ。公開しているわけだから見た人が良くは思ってないかもしれないけれど、私はだいぶ救われてきた。

 

それに対してブログは、公開するまでにちょっと距離がある。何度か読み返しちゃったりもする。そして記録という意味合いもある。一番違う感覚は、なにか少しでも綺麗なものを残そうというものである。読んだ人を後ろ向きにたださせるだけの文章は悪文だと思っている。その意識がブログになると顔を出す。このブログにおいて想像している一番の読み手は「その出来事を知らないパラレルワールドの私」だ。ひどく狭い世界だけれど、なにかに向けて文章を書くということも私を救ってくれる。実際は読み返すと、伝える技術もないのにかっこつけているような文章で恥ずかしいけれどね。まるで遅くきた厨二病チックだ。

 

だけどツイッターとブログという感覚の違うものをやることで、自分の心のどっかのバランスが良くなっている。

 

ツイッターもブログも好きよ!