「産んでくれなんて頼んでないッ!」
いかにも、反抗期の子どもたちが良く言いそうなテンプレの台詞ですね。
だからこそこんなことは言っちゃいけないとか、ガキっぽいとか、説教する人が現れます。
元気な子どもたちはそんなのにメゲちゃいけません。大きな声で「産んでくれなんて頼んでないッ!」って叫ぶべきです。
反抗期でいれるうちに、親や周囲の大人が元気なうちに、怒りをぶつけて愚かになっておくべきです。
大人になったらあまり非常識な行動は取れませんから、反抗期のような怒りを持っていても仕舞い込んで自らのなかで一生引き受けねばなりません。
そうすると怒りが自らのなかに溜まり、鬱屈として歪んだ思想を持った大人になってしまいます。
その結果が、自分自身が新しい命を誕生させるのは罪だという認識を持った私のような存在です。
大雑把に言えば、反抗期の頃の私が今の私のなかに棲んでいて許してはくれないのです。
反出生主義というものに近しいのでしょうが、私は他人がどのような選択肢を取るかには興味はありませんし、誕生することになった命は祝福したいという気持ちが素直にありますので安心をしてください。
反抗期の子どもたち、今後苦しまないためにもじゃんじゃん反抗すると良いでしょう。
親のエゴで産まれてきたのだから困らせてナンボです。
親は、自分の今までの行為を否定されたような気分になって怒るかもしれませんが、それはそれで自然な成り行きです。怖がることはありません。
雑にぶつかっていくうちに、親は子どもが抱えている生きづらさや苦しみに辿り着くかもしれませんし、子どもは親の愛情に気が付くかもしれません。
そんな素敵なことは起こらないかもしれません。
ただ自立のために必要な過程なのだと思います。
世の中の子どもたち、どうか健やかに育ちますように。