海底の先

日常や本、映画などで心が動いた瞬間を文章にします。

アルコールで乗り越えられた日もあるけれど

なんで大人はお酒を飲むのだろうか。

 

大人になって社会人になって、これはなるほどと納得した。

働いて疲れて帰ったときにはもう、自由にできる時間も体力も精神力も限られているのだ。

そんなときに酒という趣向品はえらい。プシュッと缶を開けるなり瓶から注ぐなりして、ただ口に入れるだけで気分を良くしてくれる。

時間は自由自在、頭を働かせる必要もなく体力も消耗しない。なんて都合の良いヤツ。

 

…日本酒とかを本気で愛して、文化としての娯楽と捉えている人にこんな私の認識を知られたら怒られそうだ。

お酒を飲む時間があるだけで贅沢だ!という声も聞こえてくる。

 

とにかく、私にとってお酒はただ都合の良いヤツという認識なので日常的には飲まないと決めている。

都合の良いヤツに頼り続けると、プシュッという音ともに私の身体からもなにかが抜けていってしまう気がしてならないのだ。